BoyMentaikoのブログ

フィヨルドブートキャンプ 33期生

わたしは頭がわるい

どうも、フィヨルドに入会してもう半年近く経ちます

いまの気持ち

- 正直なところ、あんまプログラミング学習楽しくなくなってきてる

Ruby編がやはり難しい 毎日唸ってばかりな感じ

- なので、進み具合はかなり悪くなってきてる

 

とりあえず1週間フィヨルドから離れてみた

- 一旦ガッツリ休んで、スッキリしてから出直そう

- 要領が悪いので、頭の整理も兼ねてガッツリ休んだ方が効率的に良いと思った

 

 休み中に友人から2年ぶりに電話が来る

高校時代の友達から突然電話が来た。3年くらい前の挙式に参列して以来、全然会ってもいなければ話してもいなかった。

「最近、どーなのよ!!いまなにしてんの!」って、びっっっくりするくら高校時代から変わらないテンション、話し方だった。何一つ変わっていなかった。

サラッと近況を伝えて、そこから3時間近く延々とバカ話。本当にしょうもない話。

そしてずっと思い出話をした。あの先生は何一つ正しくなかった、先生の言う社会なんて無いよな、あの先生優しかったよな!授業中鬼ごっこしても何も言わなかったもんな!〇〇先生の車に生卵ぶつけた奴結局誰だったんだろうな、こんな感じ。

本当に救いようが無いくらい、しょうもなく下らない下品な話を男二人で3時間も通話した。こんなにもしょうもないけど、上京してから一番笑った夜だった。

 

友達みんな何一つ変わっていなかった。高校時代のまま

なんとなく察しの通り、わたしの出身校は非常に偏差値が低い。県内でもトップクラスでひどい。俗に言うヤンキー高で名前書けば誰でも入れるっていうアレな高校。

わたしはそんな高校でも、成績は下から数えたほうが早かった。生粋のアホ

生粋のアホが自分は嫌だった。というのも、こんな地元に少し嫌気が差していた。未だに悪いことするのがカッコいいって思ってるヤツら、ど田舎特有のあの閉鎖感、どの店行っても知り合いがいるあの感じ、全部が嫌だった。

それが嫌で、地元からわざと遠い会社で働いていた。そして、その会社で異動が決まり、六本木ヒルズで働くことになった。

こんな地元から、まさかの急に六本木ヒルズで働くことになった。

多分、地元から六本木ヒルズで働いた人は未だかつていないと思う。多分、快挙だと思う。自分は、地元の友達には何も告げず、一人で黙って上京をした。

とんでもない見栄っ張り

そこからはあっさりと六本木ヒルズで働いた。これは人生で最も有意義な時間だったと思う。やっぱりああゆうところで働く人はもう育ちから何もかもが違う。

そもそもの学歴だったり、仕事の取り組み方だったり、ぜんぜん違う世界。

ただの一度も学歴とかで差別とかされたことはない。それでも、ヒシヒシと自分の頭のわるさは痛感する日々だった。

そのくせ「六本木ヒルズなんて別にただのビジネスビルでしょ笑 別に面白いところも凄いところなんて無いよ笑」って人には言っちゃう。言っちゃうんだけど、内心「どうだすげえだろ。なあ、貴様らこれから先どう頑張ってもヒルズなんかじゃ働けねえだろ」って、どこか周りの友達を見下してたんだと思う。ここから段々と内心と現実のギャップが広がっていったんだろうな、と今では思う。

 

 さすがに自分が働くには限界があった。なので、辞めた。

やはり限度があった。この限度があったおかげで今はフィヨルドで学び、また勉強して頭良くして、やり直そうと思ったのである。

でも、根本的なあたまの悪さは変わっていない。その中で、プログラミングスクール屈指の難関スクールを卒業しようとしてる。当然これには無理がある。そもそもの学習というものを知らないし、耐久も無い。段々と顕著にあたまの悪さが出てきて、1ヶ月弱既に無駄に過ごしてしまっている。いやはや、何とも情けない話である。

 

そんな時に電話がかかってきた。

話はここで戻る。3時間、延々とバカ話をして気がついた。

ああ、自分ずっとここで3年間過ごしてきたんだな、このどうしようもなくアホな世界で、ただ毎日をゲラゲラ笑ってサボって楽して遊んでいただけの3年間。

明らかに一般の育ちとは違う自分が、いまこうして難関スクールに挑んでいるんだ。

声を大にして言おう、「はじめから無理がある。だって、わたしは頭がわるいじゃないか。」その通り。これが自分である。これが現実である。決して揺るぎない事実である。

 

「頭がわるい自分」という現実

バカ話の最中に見栄やプライドや余計な邪念は一切無かった。

危ない人と思われるかもしれないが、あの3時間は間違いなく自分は高校生だった。多分、相手も高校生だったはず。心が完全にタイムスリップしていた。

だから今という未来の自分を客観視出来て、受け入れることが出来た。

「自分は頭が悪い」これが自分であり、自分という人間である。

こうゆうこと書くと、どこかから怒られそうな気がするが、別に卑屈でも自暴自棄でも自虐でも無い。これが自分なのである。なんならここ数年で一番気分が良かった。

頭が悪いから人より理解するのが遅いし、なかなか学習も進まない。

よくわかんないコーディングミスをしたりするし、問題点を言語化して話すことが出来ない。

でも、これでいいんだと今は思える。悪いことでも恥ずかしいことでもない、しょうがない。だって、これが自分という人間だから。

今はありのままの自分を受け入れている。変な見栄もプライドも多分サッパリ無くなったんだと思う。今この瞬間も気分が良い。自分という人間を受け入れて、それでいてダメな部分を認識して、改善に努めている。高校時代じゃ考えられない。素直にここは自分の成長と受け取って良いのではないだろうか。